故大江寛人牧師著、「そこんとこよろしく」を全掲載
献身して、牧師・伝道者になりたいと願っていますが、家族が反対することは間違いありません。どうしたらいいでしょうか。
反対されるご家族というのは、たぶんご両親でしょう。しかも信仰のない方々でしたらほとんどが反対されるはずです。多くの先輩たちも反対されて、昔は法律的に勘当までされて、それでも献身の実を実らせたものです。本気なら、勇気を持って第一歩を踏み出しなさい。
あなたが反対されて心が揺れる原因の一つは、経済的不安ではないでしょうか。神学校に行くにも結構お金がかかります。でも本気になって、牧師とも相談して事にあたれば必ず道は開けます。
しかし一方、反対するご両親の側から考えれば、愛するあなたの将来への不安も反対する動機の一つでしょう。また、これまで育ててきたことが報われずに、自分たちが取り残される不安も、反対の大きな原因でしょう。家を出るに際して、ご両親への細かい心遣いを忘れないでください。
現在、どこの家でも子どもが少ない状況です。これは、あなたが将来ご両親を引き取らなければならないかもしれないことを意味しています。(牧師夫人になるあなたの奥さんの立場も同様です)。現在働き盛りの牧師たちとその家族の悩みは、未信者の年寄り(両方の親御さんたち)を牧師館に引き取ることにあります。これはいろいろな問題(あなたが一人っ子であれば仏壇のことなど)を抱えることになります。将来のこうした課題を見据えて、いまからご両親への配慮、特に伝道へ心配りしてください。
曲がりなりにもご両親に献身を理解してもらえれば、もし彼らの老後の世話をしなければならなくなったとき、非常に楽になります。
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