故大江寛人牧師著、「そこんとこよろしく」を全掲載
クリスチャンホームを作るように導かれていますが、未信者時代の過去を夫になる人に告白すべきでしょうか。
ずばり申しますと、告白すべきではない、と思います。お互いクリスチャンだから、クリスチャン以前の問題だから、キリストが赦してくださったのだから、などと、いろいろに言うことができます。また夫たる者は、キリストの愛をもって妻を包み、赦していくべきでしょう。しかし現実には、それはほとんど不可能です。表面的に「問題ない」と片付けられてしまうかもしれませんが、しこりとして彼の心の中に残ることでしょう。
彼が知らなければ、そのままで済んだかもしれない問題に、彼にはどうしようもない、ただ耐えるしかない問題に彼を巻き込むのは、あなたのエゴイズムだと思います。あなた自身がその問題に耐え切れなくなって、キリストの愛とか、赦しとかをふりかざして、自分の苦しみを他人に押しつけようとしているのです。
もしあなたが本当にご主人を愛しているのなら、告白したいという誘惑に耐えなさい。彼をあなたの悩みに引き込まないことです。ご主人がクリスチャンだからといっても、人の性格はさまざまです。しかも、男性は意外と繊細な神経の持ち主なのですよ。
どうぞ、贖罪(しょくざい)の思いを持って彼を愛してください。卑屈になる必要はありませんが、人間は弱いものだという認識は他人(夫)への理解と同情を生むことでしょう。
神さまが本当に貴女(あなた)を赦してくださった、と確信できましたか。このような自分も神さまは祝福してくださる、という信仰を持てましたか。安易な自己憐憫(れんびん)に流されず、遣わされて行く信仰の勇者になってください。
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