故大江寛人牧師著、「そこんとこよろしく」を全掲載
「こんなことをしている者は、御国を相続できません」という表現が、新約聖書に出てきます。これは、天国に行けないということでしょうか。「こんなこと」としてリストアップされていることのほとんどが、私に当てはまるのですが。
聖書には確かに、天国に行けないよ、とありますね。あなたが挙げる聖書の個所は、コリントの信徒への手紙 第1、6章9―10節と、ガラテヤの信徒への手紙5章19−21節だと思いますが、本当にこんなことをしているのですか。もしそうなら、行けるか行けないかなどと呑気に構えている場合ではないでしょう。
ここに、これが書かれたのは、「こんなことをしていては大変なことになるよ」いう警告の意味です。私たちがすでに持っている、天国に行ける権利を確認させようとしてパウロは記しているのです。ですから、してしまったのでどうする、という話ではありません。もし、犯してしまったのなら、悔い改めて立ち返ることが期待されているのです。
しかも、こんなことになったのは、聖霊に従って来なかったからだ、と理由まで聖書は指摘してくれているのですから、真剣に対応を考えましょう。
聖書は「信仰と生活の規範」であって、決して審判分別の規範書ではありません。警告を聞いて、もう一度信仰を取り戻しましょう。犯してしまったのなら、悔い改めて立ち返りましょう。
それでも駄目な場合は、祈って聖霊に委ねてごらんなさい。彼は不思議な方法で導いてくださいます。従おうではありませんか。
聖書は私たちに、天国に来るな、と言っているのではありません。むしろ、「是非おいでください」と、招いていてくださるのです。
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