故大江寛人牧師著、「そこんとこよろしく」を全掲載
終末ブームです。今世紀中にイエス・キリストの再臨があると、断言する方もいます。本当でしょうか。
神さまは占いを禁じられました(レビ記19章26節、20章27節)。人間が個人であれ、社会であれ、必要以上の未来(終末)を知ることを禁じられたのです。イエス様ですらご自身の再臨について、「その時は、だれも知りません」(マタイによる福音書24章36節)と言われました。ですから、私たちも知ることができないのです。
もちろん、私たちが知らなければならない事柄についてなら、知ることができます。健康について、老いること、そして死ぬことなど。その中でも聖書ははっきりと、私たちの将来に、「一度死ぬことと死後に裁きを受けることが定まっている」(ヘブル人への手紙 9章27節)と、審判のあることを告げています。
この世界にも同じように、終末が来ることは確かです。このまま地球が、世界が、人類が永遠に続くとは思えません。しかも、その終末は突然に来るでしょう。
話は変わりますが、父が若い頃のことを話してくれたのを思い出します。「いつ悔い改めても、しかも悔い改めるだけで天国に行けるなら、急いで悔い改める必要はない。死ぬまぎわに悔い改めれば」と考えていたそうです。そしてあるとき、死ぬほどの病気になった。さあ、ここで悔い改めれば天国に行けるとは思うのだが、熱が高くて考えがまとまらない。焦れば焦るほどお祈りにならない。幸い死なずに助かったのだが、という話です。
終末やイエス様の再臨の日がわかったならば、その時まで悔い改めを延ばそうかとお考えですか。しかし、いつなのかは誰もわかりません。だから、いつそれが来ても大丈夫なように、今の時を生かして過ごしてください。
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